格体系の概要

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ヘイソウ語では8種類の格を名詞の曲用によって表す。
主格・対格・与格には有生性による対立が存在する。

格の名称と接尾辞は以下の表の通り。

有生物 無生物
主格 -ne
対格 -tu -u
与格 -mo -o
属格 -i
奪格 -io
所格 -uy
向格 -a
具格 -oy

主格

主格は、主語(自動詞文の主語および他動詞文の動作主名詞句)を表す。 有生性による対立が存在し、無生物主格は接尾辞を伴わない無標形式によって表される。

対格

対格は、他動詞の直接目的語を表す。 有生性による対立が存在する。

与格

与格は、動詞の間接目的語を表す。 有生性による対立が存在する。

属格

属格は、名詞間の所属・関係・属性などを表す。 また、名詞化従属節内では主語を属格で示す。

奪格

奪格は、移動・分離・変化などの起点を表す。

所格

所格は、事態が成立する場所・位置・空間的範囲を表す。

向格

向格は、移動や作用の向かう方向、または目標を表す。

具格

具格は、動作を行う際の道具・手段・媒介を表す。 また、受動態文では行為者を具格で示す。