名詞の概要
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ヘイソウ語の名詞は、語幹に複数の接辞を付加することで多様な形態を形成する。
名詞形は、語幹の後ろに配置された複数のスロットからなる形態的テンプレートに従って構成される。
語幹 - 複数 - 所有 - 格
また、ヘイソウ語は子音クラスタおよび閉音節を許容しないという音韻制約をもつ。 そのため、接辞の付加によって子音が連続する場合には母音 /e/ が挿入され、音節構造が調整される。
語幹の作り方
名詞語幹は、原形の母音構造数や語末母音の種類、複母音の有無によって形成方法が異なる。 本節では、短母音・長母音・二重母音・組母音を、それぞれ1つの母音構造として扱う。 特に、組母音は複数音節から構成されるが、全体で1つの母音構造として数えるため注意されたい。 また「語末母音」とは、語末に現れる母音構造全体を指す。
まず、原形が1つの母音構造のみからなる場合、原形をそのまま語幹とする。
次に、原形が2つ以上の母音構造からなる場合、以下に示す規則に基づいて語幹を形成する。
これらの規則は上から順に適用され、最初に適用可能な規則のみが適用される。
- 語末が組母音で終わる場合、原形をそのまま語幹とする。
- 語末の音節にアクセントがある場合、原形をそのまま語幹とする。
- 語末母音が長母音である場合、その母音を短母音化する。
- 語末母音が二重母音である場合、その母音のグライドを除去する。
- 語末母音が /e/ または /o/ であり、かつ語末以外に複母音を含む音節が存在する場合、語末母音を除去する。
- 1~5に当てはまらない場合、原形をそのまま語幹とする。