音韻規則
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音素配列制限
前提として、ヘイソウ語には以下のような音の並べ方の制限がある。
- 子音クラスタは許容されない。
- 音節末子音は許容されず、すべての音節は開音節である。
- 語頭に母音は現れず、すべての語は子音で始まる。
- 二重母音は必ず狭母音を非音節主音とする下降二重母音である。
- 三つ以上の母音接続は許容されない。
- 二つの母音が連続する場合、一つ目の母音は必ず狭母音である。この規則は、二重母音を構成する非音節主音と後続する母音との連続にも適用される。
音韻規則
語の屈折や派生によって現れる音素列に対して、上述の音素配列制限に従い以下の規則を適用する。
- 短母音が連続し、その連続が二重母音を形成可能な場合、二重母音化は語頭から順に適用される。
- 例:'aieu → 'ayew /ʔai̯.eu̯/
- 母音が連続する場合、上述の母音接続以外は許容されず、音節境界には声門破裂音 /ʔ/ が挿入される。
- 例:'iaue → 'iaw'e /ʔi.au̯.ʔe/ (三つ以上の母音接続の制限、*/ʔi.au̯.e/)
- 例:'ae → 'a'e /ʔa.ʔe/ (一つ目の母音は狭母音、*/ʔa.e/)
- 子音が連続する場合、子音の間には母音 /ə/ が挿入される。
- 例:matka → matëka /ma.tə.ka/
- 子音が音節末に立ちうる場合、子音に母音 /ə/ が付加される。
- 例:katd → katëdë /ka.tə.də/